ブログ更新担当のスタッフです!今年の夏は暑いですね。皆様体調はいかがでしょうか。私は限界です。
さて、表題の件ですが、昨年何かと話題になった仮想通貨について今回は考えてみたいと思います。そもそも仮想通貨ってなんですか?定義ってあるんですか?電子マネーと何が違うんですか?と思う方がいらっしゃるかと思いますので、その説明をしたいと思います。
定義はこちらになります↓
「電子的に取引可能であり、かつ、交換手段、計量単位、又は価値の蓄積として機能する電子的な価値の表章であるが、いかなる法域においても法定通貨(すなわち、債権者に供された場合に、法的に有効な支払の提供となるもの)としての地位を有さないもの」(引用:FATFから公表されたガイダンス)
・・・・・・よくわかりませんね。汗
・仮想通貨はまず、法定通貨ではない
法定通貨は、一言でいうと政府が介入している通貨になります。したがって、国信用力が高ければ、信用力がある通貨になります。一方仮想通貨は、法定通貨ではありません。政府が介入していないものであり、通貨としての信用度は高くありません(国の信用度低い地域では、逆転現象の可能性はあります。)価値が急降下することもあります。
・電子マネーと何が違うのか?
定義のはじめに、”電子的取引可能”と書いてあるので、電子マネーと何が違うの?と思ってしまいます。(SuicaやPASMOだって実態はないし、仮想通貨と同じじゃないか!)しかし、定義を見ると、仮想通貨は、法定通貨ではないとされています。SuicaやPASMOは結局日本円で資金決済されているので、電子的に法定通貨である円で支払っているのと同じなのです。その意味で電子マネーは、仮想通貨ではないんですね。(へぇー)
仮想通貨って、奥が深いですよね。成り立ちとかも結構おもしろいんですよね。それは、またいつかブログで書きたいと思います。仮想通貨の税務とかにも踏み込んでいけたらいいかなと思っております。
それではまた次回!